今日は、息子が園で一番仲良しのお友達と
過ごせる最後の日でした。
急遽決まった、お友達の引っ越し。
いなくなる寂しさを抱えながらも、
朝まで素直に「寂しい」と言えなかった息子。
本当は、仕事の予定で夕方の預かりをお願いしていました。
しかしお友達は、降園時間には帰ってしまう。
その子と帰れる最後の、駐車場までの帰り道。
たった数分かもしれない。
仕事もしなければいけない…。
でも今、大事にしなければいけないのは?
「息子の想い」だ。
そう思って、仕事を切り上げ降園時間に迎えに行きました。
本当は帰れなかったはずの帰り道を
嬉しそうに、お友達と一緒に過ごす息子。
最後は笑顔で「また会おうね」とバイバイできました。
会えないわけじゃないけれど、
明日からその子のいないクラスで、
過ごさなければならない息子。
その喪失感を考えると、
私は思わず息子の前で泣いてしまいました。
泣いて「寂しいよね」って言う私に
笑顔を向けてくれた息子。
そのスッキリとした息子の表情を見て、
あの時仕事ではなく、
息子の気持ちを優先して行動できたこと
本当に良かったと思います。
息子の成長をまた、間近で見ることができました。